領域別診療案内
婦人科
産婦人科専門医が、女性特有のお悩みや症状に対して、ライフステージに応じたきめ細やかな医療を、専門的な知識と豊富な経験をもとにご提案いたします。
保険診療も提供しております。
再生医療
ご相談の多い症状・お悩み
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女性の更年期障害
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子宮内膜の菲薄
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卵巣機能の低下
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不妊症
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女性の薄毛
など
●更年期障害
-更年期障害について
閉経を挟んだ前後約10年間(45歳~55歳頃)に、卵巣機能の低下により女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少し、心身にさまざまな不調が現れる状態を指します。特に症状が重く、日常生活に支障をきたす場合を更年期障害と呼びます。
-更年期障害と再生医療
幹細胞由来の培養上清液やエクソソームといった生理活性物質を用いることで、ホルモンバランスや自律神経の調整を助け、更年期症状の緩和を目指します。薬に頼らず自然な回復を促すことができるため、ホルモン補充療法に不安のある方にも新たな選択肢として注目されています。
●子宮内膜の菲薄(不妊症)
-子宮内膜の菲薄について
子宮内膜の菲薄とは、子宮の内側を覆う子宮内膜が通常よりも薄くなっている状態です。子宮内膜は、受精卵が着床するために重要な役割を果たしており、薄くなると妊娠しにくくなることがあります。ホルモンバランスの乱れや過去の子宮手術、加齢などが原因とされます。
-子宮内膜の菲薄と再生医療
再生医療では、幹細胞治療やPRP療法を用いて子宮内膜の厚みを回復させ、着床率の向上を目指す治療が行われています。これにより子宮内膜組織の成長を促すことで菲薄している子宮内膜が改善し、妊娠環境を改善させると考えられています。産婦人科専門医による診療のため、月経周期から最適と思われるタイミングで再生医療をご提供することが可能です。
●卵巣機能の低下(不妊症)
-卵巣機能の低下について
卵巣機能の低下は、女性ホルモンの分泌や排卵がうまくいかなくなる状態で、不妊や月経不順、更年期症状などの原因となります。
-卵巣機能の低下と再生医療
幹細胞由来の培養上清液やエクソソームといった生理活性物質を用いることで、卵巣の血流や細胞環境を改善し、ホルモン分泌や卵胞発育を促すことで、卵巣機能の回復が期待されています。産婦人科専門医による診療のため、卵巣の状態を確認し、最適と思われるタイミングで再生医療をご提供することが可能です。
婦人科の検査
●AMH検査(卵巣予備能検査)
●女性ホルモン検査
避妊インプラント
●避妊インプラントとは
避妊インプラントは、マッチ棒ほどの長さの細い棒のような形 状をしています。このインプラントを二の腕の皮下に埋め込み、インプラントが放出する女性ホルモンの作用により、高い避妊効果を得る避妊方法です。
避妊インプラントは一度挿入すると99%以上の高い避妊効果が3年継続します。ピルの飲み忘れが心配な方や、子宮内に器具を挿入することが不安な方からも注目されている避妊法です。また、高い避妊効果に加え、「月経困難症」や「月経過多」の改善も期待できます。
※避妊インプラントは、WHOやアメリカ食品医薬品局(FDA)にも効果・安全性の高さが認められている避妊法です。

●避妊インプラントの挿入方法
避妊インプラントは、上腕部の内側(二の腕)に挿入いたします。局所麻酔を行った後に挿入しますので、痛みはほとんどありません。
整形外科
整形外科専門医が、豊富な専門知識と臨床経験に基づき、安全で質の高い再生医療を提供いたします。CTやMRIによる画像検査必要な場合、当ビル2Fのメディカルスキャニングにて検査可能なため、スムーズにご案内可能です。
保険診療も提供しております。
再生医療
整形 外科領域における再生医療は、関節や軟骨、骨、靱帯、腱などの損傷や変性に対して、身体本来の治癒力を引き出すことを目的とした治療法で、加齢やスポーツ外傷による慢性疾患への新たなアプローチとして注目されています。
ご相談の多い症状・お悩み
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変形性関節症
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関節痛
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腰痛(ヘルニア、ぎっくり腰)
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全身のハリ(特に背中)
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肩こり
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筋肉・腱・靭帯損傷
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五十肩
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難治性の骨折
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肉離れ
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痛風
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指の関節痛
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神経痛・しびれ など
●変形性関節症
-変形性関節症について
変形性関節症は関節にある軟骨がすり減ってしまうことにより引き起こされる病気です。関節軟骨自体には血管がないため、一度損傷すると自然治癒が難しいと考えられています。
一般的な治療法としては、運動療法(リハビリテーション)、薬物療法、手術療法があります。運動療法や薬物療法で痛みが改善しない場合、次の選択肢として手術が検討されます。しかし、手術に対する不安や、自分の関節を残したいというご希望、ご高齢などで入院・手術が難しい場合には、再生医療が新たな選択肢として注目されています。
-変形性関節症に対する再生医療
幹細胞治療やPRP療法、幹細胞由来の培養上清液やエクソソームといった生理活性物質などを用いて、炎症を抑えながら軟骨や周囲組織の修復・再生を促進し、痛みの軽減と機能の改善を目指します。
●筋肉・腱・靭帯損傷
-筋肉・腱・靭帯損傷について
腱や靭帯は血流が非常に乏しい組織のため、自然治癒が進みにくく、なかなか回復しないことがあります。
-筋肉・腱・靭帯損傷に対する再生医療
幹細胞由来の培養上清液やエクソソームといった生理活性物質などを用いて、損傷部位の修復を促し、炎症を抑えながら回復を早める効果が期待できます。
●身体の痛み
-身体の痛みについて
関節痛、腰痛、肩痛、背中の痛みなどの慢性的な痛みは、日常生活活動(ADL)や生活の質(QOL)を著しく低下させる要因となります。
-身体の痛みに対する再生医療
薬物療法や運動療法(リハビリ)では十分に改善しない慢性的な痛みに対して、再生医療が新たな選択肢として注目されています。幹細胞由来の培養上清液やエクソソームといった生理活性物質を患部に投与することで、炎症を抑え、損傷した組織の修復や神経の再生を促進し、痛みの軽減を目指します。
内科
これまでの治療では根本的な改善が難しかった症状や疾患に対して、再生医療という新たな選択肢をご提案しています。
保険診療も提供しております。
再生医療
ご相談の多い症状・お悩み
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動脈硬化
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糖尿病
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脳血管障害・脳梗塞後遺症
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認知症
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血管の若返り
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生活習慣病
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肝機能障害(脂肪肝、肝硬変、肝炎)
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肺の慢性疾患(間質性肺炎、COPD)
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がん予防・再発予防
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免疫力の維持・向上 など
●動脈硬化
-動脈硬化について
脳疾患や心疾患をは じめ、日本人の死因のおよそ3割は「血管」に関連する疾患であり、その多くが「動脈硬化症」に起因しています。つまり、動脈硬化症を予防し、症状を軽減することこそが、健康長寿を実現するうえで極めて重要だといえます。しかし残念ながら、いったん弾力性を失い、狭窄した血管に対しては、現在のところ根本的な治療法は確立されていないのが現状です。
-動脈硬化に対する再生医療
幹細胞由来の生理活性物質を活用し、血管内皮の修復や炎症の抑制、血流の改善を図ることで、動脈硬化の進行を抑えることが期待されています。
●糖尿病
-糖尿病について
糖尿病を放置すると、血液中に過剰な糖が流れ続け、慢性的な高血糖状態となります。その結果、全身の血管や神経にダメージが蓄積し、網膜症・腎症・神経障害といった合併症を引き起こす可能性が高まります。進行すると、失明や人工透析が必要になることもあり、健康を大きく損ない、寿命を縮める原因にもなり得ます。
糖尿病の一般的な治療法には、食事療法や運動療法による生活習慣の改善、血糖値を下げる内服薬、インスリン注射などがあります。しかし、これらはいずれも病気の進行を抑えることが目的であり、根本的な治療は確立されていません。
-糖尿病に対する再生医療
幹細胞由来の生理活性物質を活用し、糖尿病の原因となる膵臓のβ細胞機能を修復・再生することで、インスリン分泌の正常化を図り、血糖値のコントロールを根本から改善する可能性が期待されています。さらに、慢性炎症の抑制によって合併症の進行を防ぐ効果も見込まれており、これまでの治療では得られなかった新たな選択肢として注目されています。
●脳血管障害・脳梗塞後遺症
-脳血管障害について
脳血管障害とは、脳の血管が破れたり、血栓などで詰まったりすることで血流が途絶え、脳にダメージを与える病気の総称です。脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などです。がんや心疾患と並び、日本人の主要な死亡原因の一つとされています。自覚症状がないまま突然発症することも多く、一度発症すると手足の麻痺や言語障害などの後遺症が残るほか、場合によっては寝たきりになることもあります。一般に、脳への血流や酸素の供給が3〜6時間以上途絶えると脳細胞が壊死し、いったん損傷した脳細胞は回復しないとされてきました。そのため、リハビリによる回復にも限界があると考えられてきました。
-脳血管障害に対する再生医療
再生医療では、傷ついた血管や神経の修復を促すとともに、脳細胞にも作用し、機能を失った細胞の回復を助けることが期待されています。その結果、従来は改善が難しいとされていた後遺症の軽減や、再発率の高い脳卒中の予防にも効果が期待される治療法として注目されています。
●認知症
-認知症について
認知症は、記憶力や学習能力の低下に加え、脳内に老人斑や神経原線維変化、広範囲の炎症が認められることが多い、根本的な治療法が確立されていない難治性疾患の一つです。現在の治療法としては薬物療法があり、認知症の進行を抑制する効果は一定程度確認されていますが、症状を根本的に改善するには至っていません。
-認知症に対する再生医療
幹細胞由来の培養上清液やエクソソームといった生理活性 物質を用いることで、損傷した脳の神経細胞を再生させたり、炎症を抑制したりすることで、認知症の症状改善を目指します。
ペインクリニック(痛み)
さまざまな慢性の痛みに対して専門的な診療を行います。単なる対症療法にとどまらず、痛みの原因にアプローチすることで、日常生活の質(QOL)の向上を図ります。手術をせずに痛みを和らげたい方や、他の治療で改善が見られなかった方もご相談ください。
保険診療も提供しております。
再生医療
ペインクリニック領域における再生医療は、痛みの原因となる組織(関節・椎間板・神経・靱帯など)を修復・再生することで、慢性疼痛の根本改善を目指すアプローチです。
ご相談の多い症状・お悩み
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治療やリハビリをしているが、治らない痛み
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対症療法でなく、根本的な治療をしたい
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手術以外の選択肢を考えたい
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痛みで眠れない、目が覚めてしまう
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痛みによるストレスを感じている
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痛みで外出を避けている
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医療機関で「原因不明」「治りにくい」「様子を見ましょう」と言われた など
アレルギー・免疫調整
再生医療
アレルギーや自己免疫疾患は、本来身体を守るはずの免疫機能が過剰に反応したり、自分自身の細胞を誤って攻撃したりすることで発症する病気です。これらの疾患は、ある程度症状をコントロールすることは可能ですが、根本的な治療が難しく、長期にわたる管理が必要とされることが少なくありません。
再生医療は、過剰な免疫反応を穏やかに抑え、免疫のバランスを整えることで、症状の緩和や体質の根本的な改善を目指す新たな治療法として期待されています。
ご相談の多い症状・お悩み
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アト ピー性皮膚炎
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花粉症
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慢性じんましん
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関節リウマチ
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全身性エリテマトーデス
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炎症性腸疾患 など
がん予防・再発予防
再生医療
現在、一般的に行われているがん治療は、外科治療(手術)、化学療法(分子標的薬を含む抗がん剤による治療)、放射線治療の3つで、これらを総称して三大がん治療といわれています。この三大がん治療に加えて、近年“第4のがん治療”として注目されているのが「がん免疫療法」です。
免疫とは、体の中に侵入した異物を排除するために、誰もが生まれながらに備えている能力です。患者自身の免疫力を利用してがんを攻撃する治療法「がん免疫療法」といいます。免疫療法は、全身に効果が及ぶため、転移したがんや、手術で取り残された微小ながん細胞にも効果が期待できます。また、再発予防にも有効と考えられています。
ご相談の多い症状・お悩み
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がんの治療中や治療後、再発や転移を予防したい
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免疫力を向上させたい
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標準治療と併用できる治療を受けたい
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副作用が少ない治療法を探している
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標準治療ができないため、免疫療法を受けたい など