各種検査
エピジェネティッククロック検査
エピジェネティッククロック検査とは
エピジェネティッククロック検査とは、DNAのメチル化パターンを解析することで、生物学的年齢を測定する検査のことです。暦年齢とは別に、体の老化の進み具合を評価し、健康状態や疾患リスクを把握するのに役立ちます。
料金
自費診療です。
腫瘍マーカー検査
腫瘍マーカー検査とは
腫瘍マーカー検査は、がんの診断補助や経過観察、治療効果の評価を目的としています。腫瘍マーカーは、がん細胞やそれに反応した細胞が作る特有の物質です。これにより、がんの有無や進行度を示す手がかりとなりますが、値だけでは確定できません。他の検査結果と併せて総合的に判断されます。
腫瘍マーカー検査を行う主ながん
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甲状腺がん:CEA
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肺がん:CYFRA、CEA、ProGRP、NSE
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食道がん:SCC、CEA
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胃がん:CEA、CA19-9
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大腸がん:CEA、CA19-9
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肝臓がん(肝細胞がん):AFP、PIVKA-Ⅱ、AFP-L3分画
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胆道がん:CA19-9、CEA
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膵臓がん:CA19-9、SPan-1、DUPAN-2、CEA、CA50
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腎盂・尿管がん: NMP22
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膀胱がん:NMP22、BTA
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前立腺がん:PSA
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乳がん:CEA、CA15-3
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子宮頸がん:SCC、CA125、CEA
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卵巣がん:CA125
料金
自費診療です。
マイクロRNA検査
マイクロRNA検査とは
マイクロRNA検査は、マイクロRNAという物質の変化を調べることで、がんなどの病気の早期発見に役立つ検査です。特に、画像診断では検出が難しい早期のがんや、がんの再発リスク などを評価できる可能性があります。
検査対象のがん
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大腸がん
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胃がん
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食道がん
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乳がん
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肺がん
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膵臓がん
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胆道がん
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肝臓がん
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膀胱がん
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リンパ腫
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白血病
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脳腫瘍
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前立腺がん(男性)
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卵巣がん(女性)
料金
自費診療です。
出生前診断(NIPT)
NIPTとは
NIPTは妊婦さんの血液検査によって、おなかの中の赤ちゃんの特定の染色体疾患(21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミー)の可能性を調べる検査です。
検査時期・検査方法
妊娠9~10週以降に妊婦さんから10~20mlの血液を採取して、血液中に浮遊している胎児由来のcfDNAを解析します。
検査結果
結果は「陽性」、「陰性」、または「判定保留」と報告されます。
「陽性」とはその疾患の可能性が高いという意味です。検査結果が「陽性」の場合には、羊水細胞や絨毛細胞を用いた確定検査が必要です。また、「判定保留」の場合には、その後の対応について再度相談する必要があります。
料金
自費診療です。