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血液浄化療法
血液浄化療法(アフェレシス)とは

体内で蓄積している老廃物は様々な疾患の原因となることが知られています。血液浄化療法は、それらの老廃物を血液濾過装置を用いて血液中から“直接”取り除く予防医療です。
体内の血液を体外に取り出し、特殊な「ろ過膜」を用いて老廃物を分離・除去し、浄化された血液を再び体内に戻すことで、健康状態の改善を図ります。
治療の対象となる方
当院では、主に「標準治療では十分な効果が得られない生活習慣病」に対する新たな選択肢の一つとして、以下のような病態に対し、自費診療による予防的な血液浄化療法をご提供しております。
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脳梗塞・心筋梗塞のリスクが気になる方(特に糖尿病のある方、喫煙歴のある方)
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標準治療を受けていても、脳梗塞や心筋梗塞を発症した既往のある方
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血液検査や血圧は正常でも、動脈硬化性の変化がみられ、薬の適応はないが積極的な対策を希望される方
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その他:アトピー性疾患(難治性)・突発性難聴・加齢黄斑変性
血液浄化療法で期待できる効果
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動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールや中性脂肪などの直接的な除去
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血栓やプラークの形成予防
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血管内皮機能の改善
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血流の改善 など
治療の流れ
1. 医師による診察・カウンセリング
血液浄化療法を受けられない方もいらっしゃるため、医師による診察を行います。
治療を安全に行うために、状況に応じて別途検査(血液検査・レントゲン・心電図など)が必要となる場合がございます。
2.血液浄化療法 ※20~30分程度
患者さまのプライバシーに配慮して治療は個室で行います。

血液浄化療法の頻度
1回の治療でも一定の効果は得られますが、繰り返し行うことで血液の粘度が低下し(いわゆる“サラサラ”の状態になり)、動脈壁への付着を防ぐ効果が高まります。そのため、生活習慣病などの慢性疾患に対しては、定期的な血液浄化が推奨されます。詳しくは担当医とご相談ください。
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